武蔵野大学附属千代田高等学院

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高校朝拝が行われました

2017/5/10

5月10日(水)、大講堂にて、第1学期の高校朝拝が行われました。

本校では、毎日クラスごとに行われる朝拝の他、各学期に1回ずつ、高校生全員が集まっての「高校朝拝」が行われています(中学生全員の「中学朝拝」、全校生徒の「全校朝拝」も、各学期に1回ずつ実施)。この皆が集まっての朝拝では、三帰依文・念仏の唱和の他、聖歌斉唱、教員による講話があります。今回は、聖歌「あの空見れば」を斉唱し、本校英語科の永見教諭の講話を聴きました。

  

講話で永見教諭は、亡くなってしまった友人を想い、当たり前だと思っていたことが突然そうでなくなってしまうこと、だからこそ「今日できることは今日やろう」という気持ちが大切であることについて、お話をしました。その中での、「できれば誰か大切な人に、『ありがとう』『大好きだよ』と、感謝や大切に思う気持ちを言葉にして伝えてあげてください」という言葉は、生徒の心を打つものでした。生徒たちは今回の講話を聴き、誰かを思いやる気持ちと、人とのご縁に感謝する気持ちについて、改めて考えられたことと思います。

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【英語科 永見教諭 講話要旨】
私が千代田女学園に来てから、10年が経ちました。その間、生徒の皆さんの温かい気持ちや穏やかな様子は変わることがなく、嬉しく思っています。さて、今日はその10年間の中で、私にとって印象的だったことについて、皆さんにお話をします。

5年前のある日、ふとメールをチェックしたときのことです。そこには、遠くに住む友人の訃報のメールが入っていました。それを見たとき、私は頭の中が真っ白になりました。ちょうどその一年前、私はこの友人と会っており、元気な様子を見ていたのです。それだけに、私が受けたショックはとても大きなものでした。しばらくは、街中でその友人に似た姿の人を目で追ってしまったり、その友人を思い出して涙がこぼれたりしたものです。
病気のことを言わず、明るく振舞っていた友人の強さに心を打たれると同時に、「当たり前だと思っていたことが、突然当たり前ではなくなってしまう」ということを強く思いました。そして、「だからこそ、今日できることは今日やろう」と考えるようにもなりました。

私の両親は、今年で64歳になります。日本人の平均寿命まで、あと20年ほどです。年に一回実家に帰ったとすると、私が両親に会えるのはあと20回くらいでしょうか。これは、回数は違えど、皆さんにも当てはまることだと思います。だから「今日できること」として、皆さんにとって大切な誰かに、例えば今日お家に帰ったら皆さんの両親に、「ありがとう」とか「大好きだよ」とか、声をかけてみてください。そうした気持ちを、言葉に表してみてください。
私も毎日、自分の子どもに寝る前、「大好きだよ」「愛してるよ」と言います。そうすると、子どもも私に「大好きだよ」と返してくれるのです。これを聞くと、すごく元気が出ます。明日も頑張ろうと思えます。だから皆さんも、大切な人に、大切な気持ちを言葉で伝えてあげてください。

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